かつて、イエスキリストは十字架でその生を終えて、伝えるべきことは終えた。
その記された謎の言葉の解釈を、後世の一人の男に残して。
当初のその意味を知り、十字架の意味を知れば、心に中に去来するものは「憎しみと復讐心」だった。
イザヤ書の第65章の言葉が、その感情を物語るのである。
65:6見よ、この事はわが前にしるされた、
「わたしは黙っていないで報い返す。
そうだ、わたしは彼らのふところに、
65:7彼らの不義と、彼らの先祖たちの不義とを
共に報い返す。
彼らが山の上で香をたき、
丘の上でわたしをそしったゆえ、
わたしは彼らのさきのわざを量って、
そのふところに返す」と主は言われる。
※この言葉で、丘の上でそしられ、死んでいったキリストの意味が主であると悟った。
その意味を知るために、トマスの福音書でその現実を知ることになる。
2 イエスは言われた。”探す者は見出すまでやめてはならない。見出すときに、彼は当惑するであろう。当惑してさらに彼は驚くであろう。その時、彼は天地万物を支配する”。
※その心の中に、その忘れかけた心の記憶が脳裏に湧いてくる。
エレミア書にある言葉、
11:18主が知らせてくださったので、
わたしはそれを知った。
その時、あなたは彼らの悪しきわざを
わたしに示された。
11:19しかしわたしは、
ほふられに行く、おとなしい小羊のようで、
彼らがわたしを害しようと、
計りごとをめぐらしているのを知らなかった。
彼らは言う、「さあ、木とその実を共に滅ぼそう。
生ける者の地から彼を絶って、
その名を人に忘れさせよう」。
※この言葉で、人々が罠を設けて、キリストを追い込み、十字架にかけたと知りえた。
それから解読を進めていくうちに、シラ書という聖書の続編なるものの意味を知りえた。
こうある。
シ ラ28:1 復讐する者は、主から復讐を受ける。 主はその罪を決して忘れることはない。
シ ラ28:2 隣人から受けた不正を赦せ。そうすれば、 願い求めるとき、お前の罪は赦される。
シラ28:3 人が互いに怒りを抱き合っていながら、 どうして主からいやしを期待できようか。
シラ28:4 自分と同じ人間に憐れみをかけずにいて、 どうして自分の罪の赦しを願いえようか。
※憎しみだけを抱いていた、その感情に変化が起きた。
その復讐心の解放である。
そしてイザヤ書の第11章にあるとおりに、そのさばきを回避した。
11:2その上に主の霊がとどまる。
これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、
主を知る知識と主を恐れる霊である。
11:3彼は主を恐れることを楽しみとし、
その目の見るところによって、さばきをなさず、
その耳の聞くところによって、定めをなさず、
11:4正義をもって貧しい者をさばき、
公平をもって国のうちの
柔和な者のために定めをなし、
その口のむちをもって国を撃ち、
そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。
※その目の見るところによって、さばきをなさず、
その今ある現状のこの世の意味を見て、さばきをなさず【さばきを回避する】
その耳の聞くところによって、定めをなさず、
その言葉を聞き知りえて、よく考えて、聖書の真髄を知り、定めをなさない。
人類に対する定めである。
きついお仕置きというさばき。
これの意味が、ヨブ記に記されている。
要するに一つ一つ、言葉を見て、己のあるべき道を、神が言葉で導き伝えるのである。
36:17しかしあなたは悪人のうくべき
さばきをおのれに満たし、
さばきと公義はあなたを捕えている。
36:18あなたは怒りに誘われて、
あざけりに陥らぬように心せよ。
あがないしろの大いなるがために、おのれを誤るな。
36:19あなたの叫びはあなたを守って、
悩みを免れさせるであろうか、
いかに力をつくしても役に立たない。
36:20人々がその所から断たれる
その夜を慕ってはならない。
36:21慎んで悪に傾いてはならない。
あなたは悩みよりもむしろこれを選んだからだ。
36:22見よ、神はその力をもってあがめられる。
だれか彼のように教える者があるか。
36:23だれか彼のためにその道を定めた者があるか。
だれか『あなたは悪い事をした』と
言いうる者があるか。
36:24神のみわざをほめたたえる事を忘れてはならない。
これは人々の歌いあがめるところである。
※かつては、キリストの感情になり、その言葉の刃で罰を送り、それに慢心していた。
しかし、方向性の過ちに気がつくのである。
復讐心の解放、これがなくば、世にその悟りをもたらす言葉は生きてこない。
要するに、人々を許して、今あるべき悪の所業から、心を改めさせる行動がf大事なのである。
その意味が知恵の書にある。
その言葉で、主という道を悟り、それに歩むべきことこそ、わたしの道だった。
キリストと一番異なる点は、生きてこの世に教えを与えて導くことである。
わたしには死の契約が示されていないとまで記されている。
シラ14:12 次のことを心に留めよ。死は必ずやって来る。 しかし、陰府の定めはお前に示されていない。
※誰でも、死は必ずやってくる、しかし陰府の定めはお前に示されていない。
要するに、キリストのころの時のように、命の火を燃えたやすことはないのである。
生きるべき道の価値、犠牲よりも喜ばれるのは、砕けた心である。
砕けた心、神に対して、心を砕き、それに御言葉に従うことで、生きるべき道を悟るというのが本当のところである。
しかし、最後にこう綴られている。
これは人類の命運である。
知5:1 裁きの時、神に従う人は、 大いなる確信に満ちて立つ。 彼を虐げ、彼の労苦をさげすんだ者どもの前に。
知5:2 彼らはこれを見て大いなる恐れに捕らえられ、 思いもよらぬ彼の救いに茫然自失する。
※茫然自失とは、あっけにとられたり、あきれ果てたりして、我を忘れること。気が抜けてぼんやりとしてしまうこと。
わたしは真剣である。
知5:7 我々は不法と滅びの道をひたすら歩み続け、 道なき荒れ野を突き進んだ。 主の道を知ることがなかったのだ。
※我々は不法と滅びの道をひたすら歩み続け、 道なき荒れ野を突き進んだ。 主の道を知ることがなかったのだ。とある。
その道を悟り、回心するのが記されている。
知5:14 神を信じない者の希望は、風に運ばれるもみ殻、 嵐に吹き散らされる消えやすい泡、 風に吹き流される煙、一夜だけの客の思い出、 このように彼らの希望は過ぎ去って行く。
知5:15 しかし、神に従う人は永遠に生きる。 主から報いを受け、 いと高き方の配慮をいただく。
知5:16 それゆえ彼らは輝かしい王位を授かり、 主の御手から見事な冠を受ける。 主は右の手で彼らを覆い、 その腕で彼らを守られる。
知5:17 主はその激しい憤りを武器とし、 敵を懲らしめるため、被造物を武装させられる。
知5:18 主は正義の胸当てを着け、 偽りのない裁きの兜をかぶり、
知5:19 御自分の清さを堅固な盾とされる。
その神を信じない者への、最後の裁きは、イエスキリストの感情ではない。
この世の神を信じない者と、悪への罰なのである。
知19:1 神を信じない者たちには、 容赦のない怒りが下った。 彼らが後に何をするかを、 主はあらかじめご存じだった。
※それが起きてからでは、回心をしても意味がないのである。
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